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moondance

バレエダンサー堀内將平の日記です

三熊野詣



ルーマニアにいた時は、それなりに役をもらって、時には主役を踊る機会も与えられ。
それが日本に帰ってからは、また1からのスタート。カーテンコールで、1番後ろの列から見る主役は、果てしなく遠く感じました。

僕が1番踊りたいと夢見ていた役が、ロミオです。
一生踊ることはないかなー。と、思っていました。それが、チャンスをいただきました。
今年は大きな役を幾つも任せていただきました。
死霊の恋に始まり、これからクレオパトラのアントニウス、夏が終わればロミオ。

地方に住んでる、まだ若いファンの方で、「またお金貯めて見に行きます」と手紙をくれた方がいます。
その人のためだけだったとしても、しっかりと舞台にのぞまなきゃ、ましてや、それが2000席以上のホールなら、2000倍以上。

嬉しいだけじゃなく、責任も大きいな、と。

関係ないけど、発表会のゲスト、その他もろもろ、お仕事お待ちしてます~

写真は、この前行った熊野那智大社。
三熊野詣を読んでから、行きたかった場所。

枯山水



コンテンポラリーバレエは、攻撃的だったり、難解だったり、グロテスクだったり、視覚的に不快なものも多く、特に日本ではあまり人気がなく。
猫の頭を冷蔵庫に並べる村上春樹、名前を失くす安部公房、背中いっぱいに蜘蛛の刺青を入れる谷崎潤一郎。
そういった文学なら受け入れられるのに、なぜコンテンポラリーバレエは受け入れられないのか?
豊潤な語彙で綴った文章も、美しいダンサーの動きも、通じるものがあるような。ウィーン国立バレエのガラを見て、ふと。

外国人が初めて見た枯山水のように、意味分からないけど、なんか綺麗。その調和が、空間が、流れる時間が、流れた時間が、そこに突然石の庭が存在していること自体が美しい。(もちろん意味を理解すれば、理解した時の楽しさもありますが。)という姿勢でも良いのでは?
人間、理解したいと思うものだし、理解できないものはなんだか好きになれないし排除したくなるけれど。
無理にすぐに好きなる必要はないから、少しずつ接していると、あら不思議。今までのものでは物足りない、と思うような。クセのある食べ物が、いつの間にやら好物に変わっているように。(僕は未だに茗荷は嫌いですけど。)

アカデミー賞とパルムドール。んーー、もう一度見たいと思うのはパルムドールかな、、、
話が逸れますが、ザスクエアという映画、面白かったです。

日本でも、もっと色んなバレエを見れたらな、と。


思ったことを、文にする練習①