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バレエダンサー堀内將平の日記です

FREEEEEEEDOM

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昨夜、海賊の公演がありました。
今回も悪役、ビルバントを踊らせてもらいました。

今回は、リハーサルを通して、長身でない僕(176cm。ダンサーにとっては普通サイズです。)が、どうすれば大きく見えるか。
ステージを歩くときは、つま先から歩くのか、かかとから歩くのか。
ポーズはつま先を伸ばすか、かかとを床に付けるか。
腕を上げるときは肘を延ばすか、曲げるか。
そういう細かいところ、ひとつひとつを、研究して、自分に合ったものを見つけていく作業をしました。

ダンサーは一人ひとり、体型も踊り方も違うので、それぞれに合った形を見つける作業は大切です。

「この役の中で、あなたは40歳の男よ!!!もっと力強く!!!偉そうに!!!もっと、アグレッシブに!!!」とのことで、頑張ってはみたんですけど、どーも、男らしい海賊というよりは、思春期で反攻中の少年のような・・・・・。
次回への課題です・・・・・

初めてビルバントを踊った時は、ステップと舞台の使い方、役のイメージ作りを中心に練習をしました。
キャラクターダンスのステップが多いので、それの練習。
パートナーと、常にセンターを挟んで踊る練習。センターより向こうに入っちゃいけないし、センターでもダメで、ちょうど相手と同じ距離を保って、センターを挟んで踊るのが案外難しかったりします。
あとは、顎を上げろ!とか、胸を思いっきり張れ!とか、大股で走れ!とか、役のイメージに合った身のこなしの指導が中心でした。

前回踊らせてもらった、2度目の時は、演技の練習に時間を使いました。
演技の経験がまったくなかったので、どいういマイムをするのか。どういうマイムが僕に合っているのか。顔の付け方、目線の使い方、立ち方、腕の組み方、腕の上げ方・降ろし方、倒れ方、そういうものを、リハーサル以外に時間をとって指導してもらいました。

で、3度目の今回は、今まで言われたことのみをやるのではなく、自分の思うままに表現することに挑戦しました。
自分に合った動きを研究したり、演技も言われたことだけじゃなくて、どうしたらよく見えるか考え。

舞台後にミストレスさんに、「今回やっと、あなたの魂を、舞台上で見せてもらったわ」と。
今回の舞台でも、また少し成長できたかな・・・・・。
今回が、やっとスタートラインといった感じです。

芸術監督にも、同僚たちにも褒めてもらって、昨日は少し、満足できる舞台でした。
いつもは、舞台後に、「あ゛ーーーーーーー、全然だめだったーーーーーーー」ってなってるので、満足とか、奇跡です。

あ、タイトルのフリーダムって、今週暇だからです。海賊終わって、今週は火・水曜日はレッスンのみ。木曜日からバランシンのセレナーデなんですけど、それも出番は一瞬なので、超楽な週です。

いつも応援クリックありがとうございます。


留学に至るまで。

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このバラキレイだよね。

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暇だ、暇だ、暇だー!った先週とは変わって、今週はちょっとハード。

木曜日の『眠れる森の美女』のリハーサルが3件。
・プロローグの妖精たちのパートナー。
・花輪のワルツ。
・キャラクターダンスのポロネーゼ。

日曜日には『海賊』があって、それでまたビルバントをやらせてもらうんですけど、それが、ビルバントだけのリハーサル、演技のリハーサル(わざわざ頼んでリハーサルの時間をとってもらいました。)、他のソリストと合わせるリハーサル、コールドと合わせるリハーサル。

今週を乗り切れば、4月は余裕が出る。と思ってたんですけど、そうもいかなそうです。
その話はまた後日。

最近でも、また雪が降ったり、春はまだ遠そうなルーマニアです。

先日いただいたコメントに、「バレエダンサーを志したきっかけ、留学に至るまでの話」を聞きたいというのがあったので、今日はその話でもしようかと。長々とね(笑)

小さいころ、サッカーやら、水泳教室やらに通ってたんですけど、どーも好きじゃなくて。べつに嫌いじゃなかったんですけどね。だいたい長く続かず。

もともと開脚や前屈ができたりして、体が柔軟だったので、こんどは、体操教室に通い始めたんですけど、まー体柔らかかったんで、それなりに上達はしたんですよ。
サッカーは嫌いだったけど、体操はどうにか続いてね。「行きたくないー」って、よくぐずってたんですけどね(笑)
で、引っ越しをして、体操教室に通えなくなってしまって、何か代わりに習い事を・・・って時に、知り合いの方で、バレエを勧めてくれた方がいまして。その方には今でもお世話になっています。

で、大井町にある、ボリショイ出身の先生(エマ先生)のバレエ教室を見つけまして、そこに通い始めました。

初めてのレッスンが終わった後、先生が「お母さんとお話ししたいでーす。」とのことで、後日母を連れて行くと、
「彼にはダンサーになるために必要なものが揃っています。プロになる気はない?」と。
「はい!なりたいです!」・・・・・・・あれ?こんな簡単に将来決めちゃっていいの?
子供だったものでね(笑)それに、先生なれるって言うし。
たぶん、まったく考えてなかったんだと思います。バレエダンサーかー、楽しそう!くらいのノリだったんでしょう。

それが10歳の時。バレエを始めるのは、遅くて10歳です。ぎりぎりセーフ。

教室では唯一の男子でしたけど、そんなこと気にせず、毎日いろんなクラスを受けました。
ベビークラスやら、大人のクラスやら。

先生に行くように言われて、初めて生で観たバレエが、マラーホフがゲストで踊っていた『くるみ割り人形』。
今でも、東京文化会館の2階の席から観たのをよく覚えています。

数年後、先生がまた、「お母さんとお話ししたいでーす。」と。
「シュトゥットガルトのバレエ学校で、モスクワ時代の同僚で、マラーホフの先生が教えてるんだけど、行かない?」と。
「はい!行きたいです!」ってね。決めるの早すぎ(笑)

その後オーディションを受けて無事合格。
16歳から卒業までの3年間、州立ジョンクランコバレエ学校で勉強しました。
バレエ学校での話まで書くと長くなりすぎるので、それはまた別の機会に。

あれ・・・・・将来決めるの簡単すぎるって?10歳の時は本当に考えてなかったんでしょうね。今こうして、プロとして働いて、ブログを書いていようとは。

もちろん先生と両親には、ダンサーになるのが、どれだけリスクが大きいか。よーく聞かされました。
怪我をして踊れなくなったら、一から別の道を歩まなくちゃいけないんだから。
それでも、バレエ学校の留学を決心した時は、不安よりも、未来への期待の方がずっと大きかったです。

両親は、やりたいことなら、できるかぎりサポートすると、応援してくれました。

10歳の時、「バレエダンサーになりまーす」って言ってから、時間も経っていて、バレエダンサーになりたいという気持ちは、自分はバレエダンサーになるんだなっていう、気持ちに変わってました。
希望から確信になってました。確信っていうか予知?(笑)

留学を薦めるとき、先生は「女性の私には、もうあなたの年齢になると教えられないの。男性のあなたには、男性の教師が必要で、プロのバレエ学校に入らなくちゃいけない。」と言われました。

街のバレエ教室と、育成プログラムに従って指導しているバレエ学校では違いますからね。先生のレベルの違いというよりは、システムの違いです。実際、今でもエマ先生ほど、尊敬する先生はいません。
バレエ学校では、クラシックのレッスン以外に、モダンやフラメンコ(普通の学校ではキャラクターダンスですね。)、pas de deuxのクラス、解剖学・語学・音楽・メイク・バレエの歴史・バレエセオリー(ステップの名前や、由来、動きなんかを勉強しました。)など、日本のバレエ教室では習うことのできない、プロに必要なものを教えられます。

年に何度か学校公演もあります。もちろん、日本の発表会とは全然違います。作品ごとに、先生が付いて指導します。衣装は劇場で作ってもらって、劇場のメイクさんたちが、メイクをしてくます。演目は、毎年少しずつ新しい作品を取り入れたり、同じ作品をずっとやったりもします。ガラ用の作品と、州立劇場でやる大きい作品と、演目はいろいろあります。振付家が振付けることも多々。

こんな感じですかね。
ほんと、長々とごめんなさい。
最後まで読んでくださった方ありがとうございます。

バレエ学校は、ダンサーに必要なスキルだけではなく、心得や、バレエの世界も教えてくれるところです。
留学を考えてる方の、少しでも助けになれば幸いです。


今日もぽちっとお願いします。

ジゼル part3

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2幕。舞台稽古中。


今日は『ジゼル』の舞台でした。

今日の主役ジゼルを踊った方は、今回がデビュー。
ひとつ前の記事にも書きましたが、彼女はとてもエネルギッシュなダンサー。
ジゼルのような儚いイメージとは程遠いんですけど、いつもとは違う、柔らかな動きで、ジゼルを演じていました。

1幕の最後の、狂乱の場面も良かったです。
演技力が必要なシーンですが、舞台でのマイムをよく理解しているなーと。
ひとつひとつがとても明確で分かりやすく、観客に伝わりやすいなーと。
やっぱり舞台慣れしている人は違いますね。

本番2日前になって、パートナーの男性が、体調の問題で降板。
代わりのパートナーと合わせるには時間足りなすぎるし、しかも今回がデビューの彼女。
普通、パニックになるし、嫌にもなりますよね(笑)
それでも、素晴らしい踊りは、さすがでした。本当に尊敬します。

あと、以前のジゼルの記事貼っておきます。
これこれ

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I LOVE ART

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今日は、知り合いが、ちょっとした個展を開いたので、それに遊びに行ってきました。
写真はそれ。


話変わって、近況について(*´∀`)
最近は木曜日の『ジゼル』のリハーサル中です。
今回の『ジゼル』では、主役のジゼル役のダンサーのデビューが控えています。
まだ若い彼女の踊りは、パワフルでエネルギッシュ。ドンキホーテのキトリなんかは、彼女にぴったりの役ですヾ(*´ω`)ノ゙

そんな彼女が、”儚くて可憐なジゼル”を、どう演じるか楽しみです。

4月の配役表が張り出されていたんですけど、(今回は張り出されるのが、すごい遅かったです)・・・・・やることなさすぎるΣ(Д゚;/)/
暇過ぎる。
なんじゃこれー!ってね。
ソリストにひとつも名前が入ってなーい。しかも、コールドでの、出番も少なーい。やることなーい(≡ε≡)

うーん、まーポジティブに考えれば、暇ってことは、ひとつひとつのことにたっぷり時間が取れるってことでもあるので。
レッスンや、筋トレ(忙しい時期は、筋トレする時間も体力もありません。)、いつやるか分からないけど、振付の構想。
時間を無駄にしないようにしようヾ('∀'o)ノ

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アンナカレーニナ

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アンナカレーニナで来ている衣装です。これとは別にもう一着あります。

今日は久しぶりの『アンナカレーニナ』の舞台でした。
今回も、前回同様、男性2人で踊るソリストをやらせてもらいました。
できは、バレエ人生で3本指に入るほど最悪。
うだうだ考えても仕方がないので、明日からまた、初心に返って頑張ります。

前回の公演とほぼ同じ方たちが、ソリスト・主役を踊りました。
完璧なできでした。本当に素晴らしく、こんなダンサーたちと同じ舞台に立てることに、心から感謝しつつ、自分の踊りのひどさに落ち込みつつ・・・・・明日明日!明日から、また頑張ろう^^

p.s.肖像権のうんぬんで、顔の写ってない写真しか載せてません。
p.s.はまさん、遅くなりましたが、コメント返信させていただきました。

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ひな祭り会

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古代米を混ぜて炊いた、紫色のごはんです。

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あさりっていうか、しじみ・・・・・

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昨日はひな祭りでしたね。
なので、ちらし寿司とあさりのお吸い物を作りました。

日本のおいしい魚介が食べたい・・・・・


p.s.そーいえば、3月1日はルーマニアでは『マルツィショールのお祭り』といって、男性から女性に白と赤のシルクのブレスレット(ミサンガみたいの)を贈るんですよ。

今日は休みなので、ゆーくり過ごします。クリックお願いします。